2021.05.30

経営ビジョン「課題解決型ビジネスの実現」による成長戦略

CCG HOLDINGS
多様化するクライアントのニーズに対して、
多事業化戦略でアジャストしていく。

今の時代、クライアントが抱える販促や経営の課題はいっそう複雑さを増しています。それは、クライアントの顧客であるカスタマーやユーザーの販売行動がこれまでと異なり、さまざまなメディアやチャネルを通じて情報を仕入れ、購買・行動しているからです。そうした状況下でもクライアントの課題を本質的な部分から解決するためには、2つの視点を持った戦略が重要であると私たちは考えます。

1つは、自社商品・サービスをクライアントのビジネスシーンや課題に合わせて再定義し、販売するモノの価値ではなく、提供する商品・サービスとしてのコトの価値を創ること。もう1つは、自社商品・サービスを売ることが目的ではなく、クライアントのロングタイムバリュー(顧客生涯利益)実現のために、商品・サービスを拡充すること。つまりは、これまでの業界・業種にこだわったプロダクトアウトな経営とは違い、徹底的にクライアント視点に立ってビジネスを変化させ、拡充させるために事業をストレッチしていくことが重要なのです。

その2つの視点を持った戦略が、私たちが実践している多事業化戦略。キーワードは、現業の周辺にあるビジネスチャンスを取り込む「拡業」です。販促・集客支援というこれまでの実績やノウハウを最大限に生かせるフィールドはそのままに、現業の前後・左右・斜めにあるビジネスチャンスに向けて事業を展開していきます。そして、クライアントのさまざまな課題を解決するためのフルサービスをグループリソースとして構築し、マーケットにフィットする組織経営を実行していく。その多事業化戦略こそが、これからのB to Bビジネスモデルには必要だと私たちは考えています。

CCG拡業メソッド図


今後、日本はさらに大きく変わっていくでしょう。現業の持続と深掘りだけでは短期的には順調だとしても、中長期の成長を望むことはできません。かつては多くの企業が海外展開を加速させた、国境としてのボーダーレスな時代がありましたが、これからは新たなボーダーレスな時代が到来するはず。それは、前述した業界・業種だけではなく、エリア、商品・サービスにおいても垣根がなくなること。より多面的な環境・シーンで、競争がどんどん激化していくことが考えられるのです。

私たちの経営ビジョンは、「課題解決型ビジネスの実現」です。自社がどのジャンルに属し、ある業界だけをターゲットにしているという枠にはめた窮屈な組織ではなく、クライアントが相談・依頼したくなる商品・サービスをフルラインナップし、あらゆる枠を超えて提供できる組織であるべきなのです。そうすることで、これからもさらなる「課題解決型ビジネスの実現」を遂行できると考えています。そして、時代に合わせて多事業化戦略の中身を変化させていくことで、今後も持続的な成長を実現できると思っています。

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